
損害保険の定義
損害保険は事故や災害の危険に対して、多くの人が保険料を出し合い、相互にリスクを負担することで、万が一の場合の経済的負担を軽減させるための制度です。
各々によって考えられるリスクが違う分、損害保険は数百種類も用意されています。また目的が明確なものならなおさら、生命保険に比べて販売チャンネルの広がりが大きいと言えます。たとえば海外旅行を申し込んだ旅行会社で一緒に海外旅行傷害保険に加入する、また自動車保険はインターネットを通じたダイレクト販売への注目が高まるなど、多様化が顕著です。
損害保険の目的と種類
損害保険は社会生活や個人生活の中で、ありとあらゆるリスクに対してつくられています。
火災、爆発、自動車などの乗り物の事故、スポーツやレジャー中の怪我などさまざまなリスクを軽減することがその目的です。
損害保険は保障によって、下記4つに分類できます。
物保険は偶然の事故を原因とした「物」に対する保険です。火災保険、盗難保険などがこれにあたります。人保険は「人」に対する保険であり、傷害保険や医療費用保険、介護保険などです。ちなみに自動車保険は、車両保険は物保険、搭乗者保険は人保険に分類されます。賠償責任保険は、偶然の事故によって負った、第三者に損害賠償する保険です。個人賠償責任保険やゴルファー保険も賠償責任保険にあたります。
その他保険には、上記に入らないものをいい、火災利益保険や所得保障保険、
労働災害保険などがこれに当たります。
損害保険の今後
社団法人日本損害保険協会によると、損害保険の募集従事者数は2001年度以降、8年連続の増加をたどっています。販売チャンネルも広がったことが大きな原因だと考えられますが、今後はインターネットなどのダイレクト販売も延びていくと予想され、ますます提案力や対処の迅速化が問われるでしょう。